知っておくと損をしない!B型の人がなりやすい病気と予防方法

ヘルスケア
大丈夫

血液型と病気は関係ある!?

血液型と性格、運勢や相性の関係、気にしている人は結構多いのではないでしょうか。

新聞紙のうらない欄をはじめ、雑誌の恋占い特集、

朝のテレビのうらないコーナーなど、血液型の話題はあふれ、

本屋さんに行けば、うらないのコーナーにたくさんの関連書籍が並んでいます。

もはや日本人にとって血液型は、その日に来ていく服を選ぶのと同じくらい

重要な関心事となりました。

しかし、残念なことに、性格や運勢、相性などと

血液型の関係性は科学的には証明されておらず、

それらの情報に頼りすぎてしまうことは危険です。

とは言え近年、血液型によって病気にかかりやすいリスクの高さに差があることがわかってきました

性格や運勢、相性などをうらなうことは合理的ではないけれど、

病気の予防とリスク回避を考えるうえで、

この情報は大変有意義なものとなることでしょう。

B型がかかりやすい病気って?

悩む人

ここでは血液型、とくにB型がかかりやすい病気についてみてみることにしましょう。

2009年、それまで多くの人が関心をよせなかった血液型と病気に関する研究が注目をあびました。

アメリカのダナ・ファーバーガン研究所が、O型よりもB型のほうが、

すい臓ガンになるリスクが1.72倍も高いことを発表したのです。

この研究結果によって、血液型と病気の関係に関する研究は再び脚光を浴びるようになりました。

また、O型よりもB型のほうが脳梗塞のリスクが1.59倍

肺梗塞のリスクは1.46倍も高いという論文も発表され、

血液型に関する研究がますます重要視されるようになっていきました。

特定の疾患に対するB型のリスクの高さは偶然だと軽視できるものではなく、

臨床の現場でも慎重に扱われるべき重大な事実なのです。

さらに、B型のマラリアのリスクは最も高いとされています。

B型の人はマラリアが重症化しやすく、中枢神経がおかされる可能性がO型の5.95倍。

多臓器不全におちいるリスクは4.81倍と言われています。

日本にもマラリアの感染を媒介するハマダラ蚊が生息しています。

幸い、日本には感染者がいないため、感染することはありませんが、

海外へ旅行に行かれる場合には十分に注意が必要です。

マラリアにはワクチンがないため、蚊帳の設置や虫よけスプレーを

頻繁に塗り直すことによって対策をとるしかありません。

ここまで読んで気を落とされたB型の型も多いのではないでしょうか。

確かに特定の病気に関してはB型の人が罹患するリスクが高いと言えますが、

逆になりにくい病気もあります。

B型が一番リスクの低い病気、それは「コレラ」です。

東南アジアの血液型の分布をみてみると、B型とO型が多いことがわかります。

これは、コレラに強いB型の人とマラリアに強いO型の人が生き残ったためだと考えられています。

これらの病気の予防法とは?

予防

それでは最後に、B型の人にリスクの高い病気の予防をみてみることにしましょう。

まず、すい臓ガン。すい臓は沈黙の臓器と言われるほど、

ガンの発見が遅れやすい場所です。

そんなすい臓ガンは飲酒が大きな引き金となります。

なので、お酒の飲みすぎには十分注意しましょう

脳梗塞や肺梗塞は血液が円滑に流れなくなることが主な原因。

たくさんの水分を摂取し、適度な運動をすることによって、

血行をよくすることが大切です。

また、長い間同じ姿勢で過ごす場合には、着圧靴下をはいたり、

ストレッチを行うなどして、エコノミー症候群を防ぐことも忘れずに

さらさらな血液を維持することによって、これらの病気は防ぐことが可能です。

マラリアの感染が予測される地域に出かける場合は、

虫よけスプレーをしっかり塗布し、

ハマダラ蚊の活動が活発になる夕方以降は外出を控えましょう。

就寝時には必ず蚊帳を設置して寝ること。

これまでみてきたように、血液型によって病気にかかるリスクの差があることがわかってきました。

リスクをしっかり認識し、あらかじめ対策と予防をすることが何よりも大切です。

この記事の著者

ささやん

ささやん

大学卒業後、大手保険会社にてOL。結婚を機にフリーライターへ転身。ライフスタイル研究家として日々活動しています。おしゃれなことから、生活一般までなんでも聞いてください!生活の豆知識をたくさん知っていることが強みです。

コメント

コメントはまだありません。

コメントをどうぞ

その他の記事

アクセスランキング

もっと見る