たった1日○分のセルフケアでO脚予防に!? O脚を治す3つの裏ワザ

ボディケア
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0脚の人は、正常な状態の脚の人より3~4倍ほども疲れると言います。少し長く歩くだけでも、足首や膝を痛めてしまうし、立ち仕事の場合などはひどい疲労感がついてまわります。

また、0脚によってゆがんでしまった脚ではせっかくおしゃれをしても、台無しになってしまいますよね。健康面、美容面から見てもO脚を放置してしまうのはとても損です。

O脚の原因を知ろう

骨盤が歪んでいると0脚になってしまうというのは、有名な話ですね。しかし、この0脚、実は偏平足や外反母趾、反張膝なども原因となってしまうことはご存知でしょうか。

こういった様々な要因が絡まった結果、0脚という症状が出てきてしまいます。また、実のところO脚ではなくてもその予備軍と言われるような人も大勢いるのです。

自分は大丈夫だ、と思っているあなたにも、可能性があるかもしれません。そして、O脚というものは、日々の生活習慣によって、引き起こされてしまうことがほとんどなのです。

もしも、こういった症状に心あたりがあったり、もしかして自分がO脚なのかも……と悩んでいる方がいらっしゃれば、これからご紹介する対策で改善してみてはいかがでしょうか。

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外反母趾・浮き指・扁平足などの足の歪み

偏平足や、外反母趾や浮き足と言った症状があると、歩く際に足の指でしっかりと踏ん張ることができません。そのため、足先が外側に向かって流れてしまうようなねじれ歩行になります。

そうすると、すねの外側にある筋肉だけが極端に発達してしまい、外側へと腓骨頭(ひこつとう)が出っ張ってしまいます。そして、この骨のでっぱりが足の形へと影響して膝下O脚になってしまうのです。

また、このねじれ歩行というものは股関節にも負荷をかけてしまうので、股関節0脚の原因ともなります。

さらに、偏平足、外反母趾、浮き足といった足裏の歪みは、O脚だけではなく体のありとあらゆる場所に歪みを引き起こしてしまうので、注意しましょう。

反張膝(はんちょうひざ、はんちょうしつ)

反張膝とは膝が通常の状態より反ってしまっている状態のことを言います。膝が逆に曲がってしまっているような状態をイメージしてもらえれば分かりやすいかと思います。

この反張膝は、膝のねじれが大きくなってしまうのでO脚の原因になります。足指で踏ん張らないでかかとに重心をかけるような歩き方をしていたり、普段から膝を反らせるような癖があったりすると、反張膝になりやすいのです。

反張膝の状態を、「見た目が美しいので治さなくても良いのではないか」と思ってしまう方もいるようです。

しかし、この反張膝は実際のところは体の歪みの元凶となりますので、治さなければいけません。

骨盤の歪み

骨盤が歪んでいると、それにつれて太ももの骨、大腿骨もねじれてしまってO脚となってしまいます。この骨盤のゆがみと言うのは、普段からの姿勢からくるものなのです。

常に姿勢が歪んでいる人はそれに伴って、骨盤もゆがんでしまっているのです。これによって、骨盤のまわりや脚の筋肉が偏ってO脚になってしまいます。

さらに、骨盤の歪みと言うものは全身の様々な部分に影響を及ぼしてしまいます。

O脚を治す3つの裏ワザ

O脚を改善するためには、整体院に通うのも手ですが、自分で治せるような軽い症状の場合には、自宅で簡単にストレッチやエクササイズをすることもオススメです。

裏ワザ1:膝締め屈伸運動!O脚改善エクササイズ

膝締め屈伸運動は、O脚によって開いてしまっている膝を締めるためのエクササイズです。脚の内側の筋肉を鍛えられるので、O脚を改善する効果があります。

膝締め屈伸運動のやり方

1.両足をそろえた状態でまっすぐ立ちます。

2.両方の膝がぴったりとくっつく位置までゆっくり膝を曲げます。このときに、お尻は突き出ないように、上半身をまっすぐ起こすように注意して腰を落とします。

3.両膝を離さないように脚の内側を締めたまま、膝を伸ばします。上半身は、引き続きまっすぐ起こしたままで、腰を落とします。

4.これを毎日続けます。

裏ワザ2:座るときに気にするポイント

仕事などで、一日中イスに座っているような状態が続く場合、このときの姿勢がO脚には影響してきます。では、イスに座るときはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

まず、O脚の対策としては同じ姿勢を続けないことが重要ですが、座りっぱなしのときなどは、立ち上がって足踏みをするようにすると、血行が良くなります。

そして、脚を組んで座ることはやってはいけません。これは脚の歪みを悪化させてしまうので、注意して下さい。イスに座る際には深く腰掛けて、背筋をまっすぐになっている状態を心がけましょう。

また、イスに座っているときは、両膝が離れないように意識しましょう。ふくらはぎも同様に、隙間をなくすようにくっつけましょう。

裏ワザ3:寝るときに気にするポイント

寝るときは一日の中でもっともリラックスしている状態ですよね。そんなときに、寝るときの姿勢を気にしている人は少ないかと思います。しかし、この睡眠時の姿勢というのは脚のゆがみなどに影響してくるのです。

また人によっては、横になって寝ることが癖になっている場合もあると思いますが、もしも横になって寝る場合は、両膝をつけることを心がけましょう。

そうすることによって、両足の重みによって脚の湾曲している部分が少しずつ矯正されていきます。

ただし、毎日同じ方向を向いて寝るとやはり体のゆがみに繋がってきてしまうので、寝る姿勢は毎日変えるようにしましょう。寝るときの姿勢というものは、人によって癖があるので治しづらいと思います。

しかし、0脚を改善するためには、続けていくことが何よりも大切です。毎日、持続していくことで効果は現れてきます。

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O脚が治ることで、見た目以外にもうれしい効果!

O脚は、さまざまな生活習慣から来る体の歪みが、多くの場合は原因となっています。体の歪みや、正しくない姿勢を日常的にとってしまっているということは、必ず体のどこかに負担をかけてしまっている、ということです。

O脚を治す、ということはそれらの歪みを正すということですから、O脚以外のさまざまな体の症状にも効果があるのです。

腰痛・肩コリが改善!

前述したとおり、O脚とは日々の姿勢の悪さや生活習慣が原因となっています。そして、O脚の原因の一つである骨盤の歪みとは、姿勢の悪さが主な原因なのです。

猫背や前傾姿勢が日常的に癖になっている人は、背骨に悪影響がでている場合があります。人の体というものは、背骨と骨盤によって支えられているので、この背骨に歪みが出ると肩こりや腰痛の原因となってしまいます。

逆に言えば、O脚を治すために姿勢を正常な状態にしていくということは、骨格全体の歪みの改善につながり、肩こりや腰痛の改善に繋がっていきます。

骨盤への刺激はアンチエイジングにも効果あり!

骨盤の歪みを改善していくことは、老けを防止する効果もあります。実は、この骨盤、歪んで開いた状態になっていると、骨盤まわりの筋肉が衰えて姿勢が悪くなったり、猫背になってしまいます。

姿勢の悪さは、より一層老けて見える原因となってしまいます。また、骨盤まわりの血行が悪くなることで新陳代謝が悪くなってしまうと、それに伴って腹まわりの脂肪も落ちにくくなったり、肌にも影響が出てきてしまいます。

肌のつやが悪くなってしまったり、シミやシワが増えたりなどの若々しさが失われる場合もあるようです。

さらに、この新陳代謝が下がる影響は深刻で、便秘やむくみなどを引き起こしてしまいますし、体には老廃物が溜まりやすくなってしまいます。

体に毒素が溜まってしまうと、冷え性や頭痛、倦怠感などの原因となります。このように、骨盤の歪みと言うものは全身に大きな影響を及ぼしているのです。

そのため、この骨盤を正常な状態に保つ、正常な状態に戻す、ということはO脚の改善だけにとどまらず、自分の健康にとって、とても良いことなのです。

この記事の著者

ささやん

ささやん

大学卒業後、大手保険会社にてOL。結婚を機にフリーライターへ転身。ライフスタイル研究家として日々活動しています。おしゃれなことから、生活一般までなんでも聞いてください!生活の豆知識をたくさん知っていることが強みです。

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