「もう自己処理も面倒だし、お肌のためにも永久脱毛したい！」と思った時に選択肢として出てくる医療脱毛と脱毛エステ。一体何の違いがあるのかわからない方も多いと思います。今回はそんな違いや脱毛プランの種類と料金。気になっている女性も多いVIO脱毛や、脱毛期間の過ごし方などをわかりやすくご紹介します。
ニードル脱毛、レーザー脱毛、光脱毛、最近流行っているブラジリアンなどのワックス脱毛、除毛クリーム、シェービング、毛抜きなど様々な方法があります。その中で今後お手入れの必要がなくなる永久脱毛として効果が高いと言われているのが、ニードル脱毛、レーザー脱毛、光脱毛です。
医療脱毛と呼ばれ、医療機関でしか行われていないのがニードル脱毛と医療レーザー脱毛です。ニードル脱毛は毛穴に針を刺して電気を通し毛根を焼ききるという脱毛方法。
1本1本の毛に対して行うので施術の時間は普通の毛量の両ワキで1回1時間～1時間半程度かかりますが二度と生えてこなくなる確実性が魅力です。産毛などにも施術可。
対して医療レーザーは黒い色に反応するレーザーを照射し、毛の根本にある細胞にダメージを与えて破壊するという方法です。1回の照射で直径1センチくらいの脱毛ができます。両ワキでも1回10分～15分程度とスピーディーさが魅力です。もし何かお肌に不安があっても医療機関のため、その場で解決できる安心感がポイントですね。
医療脱毛と脱毛エステの違いニードルや医療レーザーは毛の根本にある毛乳頭という発毛させる司令を出している細胞自体にダメージを与え、破壊して毛を生やさなくするという脱毛方法を取れます。対して脱毛エステで行われている光脱毛などはダメージを与えて弱らせる脱毛方法です。
法的に細胞の破壊は医療機関でないと行えないと決まっているため、施術方法や施術にかかる期間が変わってきます。
そもそも永久脱毛の定義とは、「最後の脱毛終了から１ヶ月後の、毛の再成率が20％以下である脱毛法」と言われています。つまり、あまり生えてこずお手入れが不要、もしくは産毛のような毛しかない状態になるというイメージです。
今までやっていた自己処理をしなくて済むようになると本当に楽という意見が多く、最近の脱毛は永久脱毛が主流となってきています。さらに最近では通い放題プランや定義よりも厳しいラインを基準にしているところもあるのでお好みのところを探してみてください。
そもそも毛は今見えている毛の2～3倍程度生えていると言われています。そのため、1回目の毛に対して施術し、2ヶ月程度経って生えてきた毛は2回目の別の毛なのでまた施術、というように毛周期という毛の生えてくるサイクルに合わせて施術を行うことで徐々に毛を減らしていくという方法を取ります。
ニードル脱毛・医療レーザー脱毛＝1年～1年半、毛周期にもよるが2ヶ月に1度程度
光脱毛＝2～3年の間、2，3ヶ月に1度程度
やはり医療機関でしかできない細胞の破壊と、細胞にダメージを与える光脱毛では脱毛完了までのスピードが違いますね。
なんといっても冬です！脱毛前はニードル脱毛の場合3～5mm程度生やしておかなければいけませんし、光脱毛の場合も施術後の毛はできるだけそのままにしておいてくださいといわれるサロンもあります。施術後に肌が弱い方は赤くなってしまうこともありますので肌の露出が少ない季節に行っておくほうが安心です。
また、レーザーや光などの照射する脱毛方法は日焼けをすると施術ができなくなってしまいます。その点においても日焼けする可能性が低い季節である冬がスムーズに脱毛ができそうですね。
ニードル脱毛もレーザー脱毛も光脱毛に比べると細胞にダメージを与える力が強いので痛みを感じる方も多いです。ニードルの場合は毛を通電処理する時にピリっとした痛みがあります。レーザーの場合も照射時に一瞬熱いような痛いような感覚があります。
ただ、どちらも痛みを和らげるために冷却しますのでほとんどの方は大丈夫と言われています。どうしても痛みに弱い方には麻酔クリームや注射等を使用することで安心して施術を受けられます。
脱毛ですが、最近では脱毛サロンからの乗り換えプランができる程安くなってきています。「脱毛サロンは1回あたりの金額は安いけど回数がかかる」、「医療脱毛は脱毛サロンに比べると1回の金額は若干高いが、回数が少ないためトータルが安い」ということと、短い期間で終了するので煩わしさがないというのがメリットとなり、最近選ぶ方が増えてきています。
ニードルは両ワキで普通の毛量の方であれば10万円前後。多い方でも15万円前後が妥当。
医療レーザーは1回5000円～1万円の間、セット料金では、ほぼお手入れが不要になる6回セットで2万2,500円。回数が足りるか不安な方などは3年間のフリープランで3万円など医療機関によって様々です。
女性が普段ショーツや水着を着た時、急なお泊りなどの時に気になるVIOライン。毎回自己処理するのも難しく、月経時にも蒸れずに衛生的に保てるとのことで脱毛する方も増えてきている人気の脱毛部位です。
脱毛中の剃毛は他の部位でも基本的に問題ありません。ただし、VIOの自己処理は非常に難しく見えない部位のため、出来る限り避けるほうがお肌トラブルもなく無難です。どうしてもという方はVラインの剃毛だけにとどめておきましょう。
毛抜きは絶対にNGです。毛根にある細胞にダメージを与えていますのでそのまま抜けて生えてこなくなるのを待ちましょう。
特に金額に差が出やすいVIO脱毛。一般的には5,6回程度のコースが良く組まれています。
VIOは体毛の中でも毛質が濃く、毛周期も他の部位に比べ長いため、なかなか脱毛が完了しません。脱毛サロンの場合個人差はありますが14～16回程、つまり約2年～2年半程は通う必要があります。医療脱毛の場合Vゾーンは6回で、I・Oゾーンでは8回～10回、年数に直すと1年～1年半程度でつるつるになったと実感する方が多いと言われています。
脱毛サロンは6回を3ターン程度行うため金額は約3倍になり、結果医療脱毛とあまり変わらなくなりますが通う年数も2年～2年半と長期間。対して医療脱毛は6回程度でVが終わり、IとOは2ターン程度で終了、年数も1年～1年半と短いです。数万円程度の差であれば、医療脱毛で1年早く綺麗な体を手に入れたいですよね。
以前はまとめてお支払いしかありませんでしたが、現在は大抵どの医療機関でも6～9回以上程度のコースであれば月払いでの支払いが可能ですし、価格自体も随分安くなってきており、利用しやすくなってきています。
肌が弱い方、アトピーなどをお持ちの方については相談しながら施術することが可能ですし、最初のカウンセリングの時にどういった方法を取れば可能かの相談をすればできるところまでやるという方法や、症状を見ながら出力調整をして施術してくれるところがほとんどです。
また、最近では勧誘も少なく普段のケアや施術後のケアなどについても詳しく教えてくれるところが多いので安心して相談してみてください。
顔の脱毛に関しては額、ほほ、鼻下など普段メイクするときに気になるポイントをカバーしています。レーザーやニードルについても美肌効果があり、自己処理しないことによりお肌の保護や施術による色素沈着、ブツブツ肌なども回復し、つるつるした美肌になっていきます。顔の脱毛によりお化粧のりがよくなるという副次的な効果も人気のある理由になっています。
ワックス、毛抜き、シェービング、除毛クリームなど、自己処理をしているとどうしても肌を傷めてしまいます。傷んだ肌は毛穴が開く、肌荒れが起こる、ブツブツ肌になる、埋没毛ができるなどトラブルを生んでしまいます。以前のように勧誘もありませんし、相談だけで訪れても嫌な顔をされることはなくなりました。脱毛をしたいと考えている方はまずカウンセリングへ足を運んでみると長年のお悩みが解決するかもしれませんよ。
ささやん
大学卒業後、大手保険会社にてOL。結婚を機にフリーライターへ転身。ライフスタイル研究家として日々活動しています。おしゃれなことから、生活一般までなんでも聞いてください！生活の豆知識をたくさん知っていることが強みです。
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