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毛孔性苔癬に対する医療レーザー脱毛について

「通常毛孔性苔癬のある部分にレーザー脱毛を行って問題ありません」

〜毛孔性苔癬とは?〜

主に、にのうでの外側 (後は太ももやお尻の部分など)が

寒い時の鳥肌のようなプツプツになっていてざらざらとした手触りだ、という人がたまにいます。

俗に「鮫肌(さめはだ)」と呼ばれたりもするこの皮膚の状態は

「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」と名付けられています。

遺伝的な素因がバックグラウンドにある、といいますが

原因をはっきりと言えるものでもなく

角質(皮膚のいちばん外側の部分)が毛穴のところで厚みを増して

上記のようにぽつぽつ見えたり、ざらざら触れる、というものです。

その皮疹は、思春期頃に始まり、30歳前後で自然に消えて治ってしまう人も多いのですが、そのまま残る方もいるのです。

治療としては角化に対する塗り薬やケミカルピーリングといった従来から行われている方法があったり、現代ではダーマローラーやCO2フラクショナルレーザーといった手法も使われています。

(このあたりは本記事のメインの内容とは離れてくるので詳しいことは他のサイトを検索等で読んでもらうこととします。)

~脱毛レーザーをあててよいの?あてると良くなるの?~

この毛孔性苔癬の治療についてですが

カウンセリングの時などに「脱毛のレーザーをあてると良くなると聞いたのですが」と聞かれることも多々あります。

実際のところはどうでしょうか?

毛孔性苔癬に対して医療脱毛に使われるレーザーでの治療は存在します。

方法や結果について記された医学論文もいくつも存在し

脱毛によく用いられるとアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザー

Nd-YAGレーザー(ちょっと使用頻度は下がりますが)といったレーザー

いずれも毛孔性苔癬の治療に対して用いられ、結果を出していると記されています。

毛孔性苔癬に対するレーザー治療と脱毛目的で行われるレーザー照射方法は、似通っているのですが、やや方法に差がある部分もあるので

以下、医療論文を参照してチェックしてみましょう。

Long-pulsed 1064-nm Nd:YAG laser significantly improves Long-pulsed 1064-nm Nd:YAG laser significantly improves keratosis pilaris: a randomized, evaluator-blind study.: a randomized, evaluator-blind study.(J Dermatolog Treat. 2013 Aug;24(4):318-22)

という論文。(keratosis pilaris が毛孔性苔癬の英訳です)

Nd-YAGレーザーをなかなか高いエネルギーで3回照射(1ケ月おきのペース)することにより

17人の被験者が17人ともに毛孔性苔癬の改善を見受けられた、というのがこの論文の内容です。

細かく書くとパルス幅は脱毛目的の際と同程度、やや強めの照射、照射間隔はかなりはやめという感じで、多少の差異はありますが脱毛時と似たようなレーザー照射を行ってでのこの結果。

当院で主に使用しているライトシェアデュエットと同じダイオードレーザーでも

Treatment of keratosis pilaris with 810-nm diode laser: a randomized clinical trial. (JAMA Dermatol. 2015 Feb;151(2):187-91.)といった論文で

皮膚のざらつき、ぽつぽつに対する改善を見ています。

ただ、紅斑(毛孔性苔癬の赤み)に対しては他の治療の併用が必要、との記述もありました。

Combination of 595-nm pulsed dye laser, long-pulsed 755-nm alexandrite laser, and microdermabrasion treatment for keratosis pilaris: retrospective analysis of 26 Korean patients.(J Cosmet Laser Ther. 2013 Jun;15(3):150-4)

という論文でも、アレキサンドライトレーザーとダイレーザーを併用しており

紅斑に対してダイレーザーでの改善を図っているものです。

他にもいくつか似たような論文が存在します。

読み比べて見ると、どれもだいたい同じような方法、1か月程度の間隔をあけて3回の照射で結果を出しています。

こういった論文を通して考察してみると、毛孔性苔癬にレーザー脱毛を行うこと自体は(ほかの何か問題点が無い限り)通常通り行って差し支えない、と考えます。

脱毛目的でのレーザー照射で同様の結果を出せるのかどうか、という点でははっきりとしたデーターがあるわけではないので

毛孔性苔癬自体のの治療目的で行うのはおすすめできませんが

実際当院でも改善を見ている人もいらっしゃいますので、悪いわけでははない、と結論づけることが出来ます。

ただ、毛を剃るときに毛孔性苔癬の皮疹にひっかかて傷つける、というのを繰り返すして

ぽつぽつのあたりが強く色素沈着してしまっている、などという場合は

皮膚の診察の上で、その部分はレーザー照射を避ける、なんていう場合もあります。

毛孔性苔癬自体は多少赤みなどはあるのですが、普通に照射してよいので

気になる部分、心配な部分がある場合は診察および無料カウンセリングに来ていただければ、と思います。

新宿ドクター松井クリニック 松井

記事監修医師プロフィール

ドクター松井クリニック院長

松井彰一郎まついしょういちろう

2000年 山梨医科大学医学部卒業
国立国際医療センター形成外科勤務
2003年 ユーロクリニーク入局
2006年 湘南美容外科クリニック大宮院(さいたま)院長就任
2011年 ドクター松井クリニック院長就任

10,000件以上の施術経験を活かし、「すべての患者様に安心して任せたいと実感していただけること」をモットーに日々施術しております。

当院の医療脱毛は、最新鋭の最新鋭のレーザー機器ライトシェアデュエットを使用し、患者様に応じて最適な照射方法や対応を日々、追及しています。

患者様のお悩みや要望に応じて、脱毛レーザー機器の出力や照射の仕方など的確に使い分け、脱毛の効果を極限まで高める努力をしています。
アトピーやニキビ、ケロイド、てんかんなど他院で脱毛を断られた方も、当院では多くの施術経験がありますので、お気軽にご相談ください。

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